HTML5の可能性。HTML5+WebSocketによる株式取引システム「Emte Trading」
Emte TradingはHTML5とWebSocketを組み合わせた株式取引システム(現状ではデモ)。
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Emte TradingはPython/web2py製のオープンソース・ソフトウェア。インターネットが普及し、個人がオンライン上で利益を上げるための仕組みも幾つか登場している。ヤフオクのような物品販売もあれば、株式取引に代表されるトレーディングもある。
緑と赤のグラフが描かれる
トレーディングのシステムは一般的には横軸に時間、縦軸に金額が表示され、徐々に右に進んでいくグラフが使われている。だが今回紹介するのはそうした見慣れたグラフではない手法を使った株式取引システムのEmte Tradingだ。
Emte Tradingは現状はコンセプトレベルのソフトウェアであり、実際に取引ができる訳ではない。とはいえ非常にユニークな描画を行うソフトウェアであり、見ているだけでも面白い。赤(売り)と緑(買い)のグラフがリアルタイムに描画され、刻々と移り変わる様子が見られるようになっている。
取引状況
自分の売値、買値があれば実際にクリックしてプロットすることもできる(特に影響する訳ではない)。システムはweb2pyを使い、HTML5とWebSocketによって構築されている。取引システムはニューヨーク株式市場とナスダックに対応しているとのこと。
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通常見慣れた取引システムとは大きく異なり、非常にユニークだ。グラフが刻々と移り変わっていくので、取引が次々に行われている様子がよく分かる。システムとしてもHTML5を用いているので、iPadなどからでも閲覧できるという点が興味深い。
トレーディングシステムはリアルタイム性が強く求められるのでHTMLでは向かないと思われるが、WebSocketを使えば対応できるようになるかも知れない。HTML5の可能性を感じる上でも注目したいソフトウェアだ。
[E]xchange [M]atching and [T]trading [E]ngine(デモ)
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