MagakaはHTML/JavaScript/CSSなどWebの技術を使ってインタラクティブな電子雑誌を作成する。

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MagakaはPHP/JavaScript/HTML製のオープンソース・ソフトウェア。電子書籍に関する話題が日々出てきている。海外では既に本格化してきており、iPad専用の電子雑誌まで登場している。それに比べると日本ではコンテンツホルダーがばらばらにサービスを提供しているため、足並みが揃っていないのが実状だ。

デモ雑誌

電子書籍と言うとePubやPDF、独自フォーマットの文書を専用アプリでラッピングして閲覧するというイメージが強い。だが実際そうしなければならないという訳ではない。既存のWeb技術だけで見せる電子雑誌、それがMagakaだ。

Magakaが使っているのはHTML/JavaScript/CSSそして若干のPHPだ。Digital magazinesとなっているので、日本では一括りに電子書籍というが、Magakaが目指すのは電子雑誌だろう。記事を切り替えるのは指を横にスライドし、ページが長い場合は上下に動かすようになっている。さらにダブルクリック(または二回タップ)すると、ページの一覧が表示されるようになっている。

操作説明

対応しているのはiPad、iPhoneそしてPCで、画面全体が画像の場合は個別に用意する必要がある。テキストの場合はBRHTMLという簡易的な記法のHTMLファイルを読み込んで表示するようになっている。HTMLならではの動画埋め込みや音楽再生などもでき、インタラクティブな電子雑誌が作成できるはずだ。

ページ一覧(プレミアム限定)

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DRMのような仕組みを使う場合は別として、ePubを配信するレベルであればMagakaを使った方がより手軽にインタラクティブな電子雑誌が作れるようになりそうだ。テキストは同じものを使いつつ、iPad/iPhoneと表示が変更できるのも大きなメリットだろう。

作り方にコツがいりそうな印象ではあるが、電子雑誌を展開するならば決して見逃せないライブラリになりそうだ。

サンプル

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Magaka - Digital magazines with your face.