ソーシャルメディアマーケティングの解析も。WebSocketを使ったリアルタイムアクセス解析「Hummingbird」
HummingbirdはWebSocketを使ったリアルタイムアクセス解析システム。
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HummingbirdはJavaScript/node.js製のオープンソース・ソフトウェア。リアルタイム、このワードは2010年に注目を集めた技術の一つだった。スマートフォン、フィード、位置情報、Twitterなど様々なシステムがリアルタイムに向かって突き進んでいる。
メイン画面
リアルタイムが要求されるサービスの一つがアクセス解析だ。Webサイトに来るユーザの動向をリアルタイムに分析することで、テストマーケティングの時間を短縮したり、第二、第三の手だてを打てるようになる。それを実現するのがHummingbirdだ。
HummingbirdはWebサイト向けに1×1の画像を返す解析受信サーバと、その結果をリアルタイムに閲覧する管理画面とか提供される。リアルタイムと言うのは一定時間ごとのリフレッシュを意味しない。WebSocketを使って1秒間に20回リフレッシュされるものだ。まさに目の前で刻々とデータが変化する。
トラフィックがあった場合
JavaScriptで定義することで、アクションを定義することができる。例えばカートに商品を入れた時のリアルタイム解析もできる。さらに今、見られているページの一覧やIPアドレスを元にした地図情報も確認することができる。ソーシャルメディアからのレスポンスを解析するなど、特定用途において非常に役立つシステムになり得るだろう。
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Hummingbirdはまさにリアルタイムを体現するようなシステムだ。リフレッシュも必要なく、データがどんどん更新されていく様子が分かる。ここまでリアルタイムに分析したいと思うのは、やはりソーシャルメディアでの反響を確認したい時ではないだろうか。
ソーシャルメディアは爆発力はあるが、継続力はない。そのため1日経ってから解析してやり方を変えるといった従来の手法では全くお話にならない。リアルタイムに解析し、手法を変更していく際にはHummingbirdのようなシステムが有効ではないだろうか。
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