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jsDAVはnode.jsにWebDAV機能を提供するライブラリ。

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jsDAVはJavaScript製/node.js用のオープンソース・ソフトウェア。今ひとつ人気がないが個人的にはWebDAVは好きだ。積極的に使っているのはMobileMeくらいではないだろうか。とはいえWeb上にファイルをアップロードするのにファイルボックスに頼るのは時代遅れではないだろか。

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接続した状態

 

WebDAVを使ってファイルを手軽に操作し、その結果がWebブラウザ上に反映されればとてもスマートだ。写真管理、ファイルストレージ、動画共有などファイルの授受が多いサイトを構築するならばjsDAVをぜひ見てほしい。

jsDAVはnode.jsを使ってWebDAVを実現しているソフトウェアだ。Basic認証はもちろん、ダイジェスト認証にも対応しているようだ。さらにWebDAVの派生であるCalDAVサーバとして動作することも想定されている。実際の動作についてはテストスクリプトを見れば分かるだろう。

Screen-shot 374.png

サーバ側

 

インストールはnpmからできるが、実際の利用についてはコードをダウンロードする方が良いようだ。最もシンプルな使い方としてはマウント場所を決めてそのパスを設定し、ポート番号を指定するだけで起動する。既存のシステムにWebDAVを組み込みたい時に使えるソフトウェアだ。

 

MOONGIFTはこう見る

WebDAVをうまく使えばWebブラウザへのドラッグアンドドロップによるファイルアップロードのような手間もなく、簡単にファイルの授受ができるようになる。問題はHTTPならではの不安定さかもしれない。実際、WebDAVを扱うライブラリは日本語の取り扱いを含めて安定していないものが多い。

jsDAVについてもバージョンはまだ0.1.0であり、開発はまだまだこれからといった所だ。とは言えnode.jsとWebDAVが組み合わされば、より先進的なサービスでWebDAVが活用できるようになることだろう。

 

mikedeboer’s jsDAV at master - GitHub

 https://github.com/mikedeboer/jsdav