CalVis3はGoogleカレンダーを取得し、独自のカレンダーに表示する。

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CalVis3はHTML/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。カレンダーを使ったWebアプリケーションは多い。だが開発している最中に常に頭にちらつくのがGoogleカレンダーの存在だ。機能を充実させればさせるほど、Googleカレンダーの強さが分かってきてしまう。

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カレンダー

 

そんな時には一歩引いて考えてみよう。カレンダー入力インタフェースとしてGoogleカレンダーを徹底活用してしまうのだ。後は入力されたデータをどう表示するかが決め手になる。それを実現しているのがCalVis3というソフトウェアだ。

CalVis3はHTMLとJavaScriptを使ってGoogleカレンダーからデータを取得し、表示するWebアプリケーションデモだ。二種類あり、一つはカレンダーの下に詳細を表示するもの、一つはカレンダー上にフローティングウィンドウを表示し、そこに詳細を表示するものだ。

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スケジュール詳細

 

Googleカレンダーの内容に依存するが、住所データをもとにGoogleマップを表示したり、Youtubeの埋め込み動画にも対応している。カレンダー自体は前後の月に移動することも可能で、使い勝手が良い。ブログやWebサイトでの表示などにも使えそうだ。

 

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MOONGIFTはこう見る

CalVis3は元々Googleの人が開発したものらしい。現在はメンテナンスする時間がないため、フォークされたプロジェクトがCalVis3になる。Googleカレンダーはよくできているが、あれが完成系では決してない。もっと改善できるポイントは多数あるはずだ。

Googleカレンダーに入力は任せて、見せ方を考えれば良いのであればいろいろな可能性が見えてくるのではないだろうか。自社システムと連携させるのも容易だろう。

 

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NacreData’s CalVis3 at master - GitHub

 https://github.com/NacreData/CalVis3