C言語で作成されたWebSocketライブラリ「cWebsocket」
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
cWebsocketはCで書かれたWebSocket実装。
[/s2If]
cWebsocketはC言語製のオープンソース・ソフトウェア。HTML5の数ある機能の中で、最も可能性を秘めているものと言えばWebSocketではないだろうか。これまでのHTTP/HTTPSとは違う、コネクションを張り続ける接続が可能になる。
Google Chromeから接続してメッセージを送信しているところ
コネクションを張り続けるため、これまでのApacheではコンセプトが異なっている。他のWebサーバにとっても、これは大きなチャンスになるだろう。WebSocketだけ効率的に提供するサーバも増えるだろう。その手助けになり得るのがcWebsocketだ。
cWebsocketはC言語で書かれたシンプルなWebSocket実装となっている。ライブラリとして提供されるので、他のWebアプリケーションサーバなどはcWebsocketを読み込んで実装する形になるだろう。サンプルとしてメッセージを授受するサーバが提供される。
ws://で接続し、メッセージを投げるとそのまま返却されるのみのシンプルなWebSocketサーバだ。サンプルサーバは複数の接続に対応していないのでチャットのようなことはできない。だがWebSocketの可能性を感じさせる面白いソフトウェアだ。
MOONGIFTはこう見る
WebSocketで何ができるのかは実際に出てきたものを見てみないと分かりづらいかも知れない。だがこれまではロングポーリングのようあ仕組みで無理矢理実装されてきたプッシュ通知が容易に実装できるようになるのだ。問題は何に使うかだ。
これまでのWebの常識にとらわれていると良い使い方が思いつかないかも知れない。チャットのようなメッセージのやり取り以外でも色々な利用法が考えられるはずだ。
cwebsocket - Project Hosting on Google Code