動画同期処理フレームワーク「Syphon」
Syphonは複数のアプリケーション間における動画処理を連携させるフレームワーク。
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SyphonはMac OSX用のオープンソース・ソフトウェア。この手の技術に疎いので非常に説明が難しい。Syphonは簡単に言えば映像の編集を行うソフトウェア同士を連結させるソフトウェアと言えるだろう。動画編集を行うソフトウェア用にプラグインが提供されている。
クライアント。フレームソースを切り替えられる
例えばQuartz Composer、Max MSP Jitter、FreeFrame GL、Unity 3D Pro向けのプラグインがダウンロード可能だ。だが他の動画編集ソフトウェアであっても開発することは可能なようだ。そしてSyphon自体はとてもシンプルなサーバ/クライアントアプリケーションとなっている。
サーバは映像のインプット側であり、クライアントと同期している。GPUによるハードウェアアクセラレーションを使っている。その結果HD画質、60FPSでの再生が可能になっている。さらにアルファチャンネルにも対応している。
サーバ側。配信内容は同じ
動画のイフェクトを行った後、保存してそれを別なソフトウェアで取り込んで…といった手間がないのが便利な点だ。この便利さは普段から動画を使っている人にしか分からないかも知れないが、動画の融合、マッシュアップをされる際にぜひ使ってみてほしい。
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Youtubeに数多くある素人の撮影した動画はとても暇なものが多い。対して放送レベルのものは編集されて楽しめるものになっている。動画というのはとかく時間をつぶしてしまうものであり、編集作業は重要なのだ。その編集作業においてSyphonはきっと役立つはずだ。
動画も高画質化、大容量化によってリアルタイムで確認するのは困難になっている。とは言え一回ずつ保存しながら作業するのは時間がかかってしまうだろう。Syphonはそうしたニーズを解決する便利なソフトウェアかも知れない。
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Syphon