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sc2epubは電子書籍リーダーによるソースコードリーディングを補助するソフトウェア。

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sc2epubはRuby製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。ソースコードとは何だろう。目的を実行するために書かれたものという人もいるだろう。だが、そこには書いた人の思想が反映されている。ペアプログラミングをしていると「ああ、こう考えているのか」と思わされることも多い。

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コマンドで実行

 

そんな訳でソースコードは読んでみると実に面白い。それが有名なオープンソース・ソフトウェアであれば特にだ。空いた時間を使ってソースコードを読んでみたい、そう思う方にお勧めなのがsc2epubだ。

sc2epubはソースコードをPREタグで囲んでXHTMLに変換し、さらに目次などの項目を追加する。そしてMakefileを生成し、zipファイルやmobiファイル(Kindle用の電子書籍フォーマット)を作成するのを補助してくれる。特に言語は問わず、存在するファイル全体に適用されるようだ。

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ソースコードがファイル化する

 

ePubファイルが生成されれば後はiPhoneやiPad、Androidで読むのは簡単だ。さらにePubからmobiファイルに変換すればKindleでも読める。母艦上では開発に専念し、オフライン時にはePubを使ってコードを読み返してみる、なんてスタイルも面白い。

 

MOONGIFTはこう見る

何らかのフレームワークを使っていたりすると、細かい所まで手を突っ込む必要が出てくる。そうした時に必要なのがソースコード全体の把握だ。MS系のようにブラックボックスになっていればまだしも、オープンソースであるとどうしてもコードが読みたくなるはずだ。

PC上で必要に応じて追いかけるのも良いが、読み物として内容を把握しておくのも面白い。全体像を掴み、大枠で把握しておけば問題が出た時にもアタリがつけやすくなる。コードリーティングはコーディングスキルの向上にも良いのでぜひ試していただきたい。

 

ソースコードをkindleで読もう

takada-at’s sc2epub at master - GitHub

 https://github.com/takada-at/sc2epub