Gitを使って誰でもDropboxを作れる「RubyDrop」
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RubyDropは自動的にGitリポジトリにデータをPull/PushするDropboxクローン。
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RubyDropはRuby製のオープンソース・ソフトウェア。個人的にDropboxはとても便利に使っている。これなしの生活は考えられないくらい便利だ。有料であれば50GBまで使えるが、無料版の2GBでは物足りないと感じる人も多いだろう。だがお金は払いたくないという人もいるだろう。
サーバ起動中
そこで考えたいのが自分だけのDropbox構築だ。重要なのは自動的に同期されるシステムであること、バージョン管理されること、複数のコンピュータ間でデータが同じ状態に保てることだろう。それらを実現するのがRubyDropだ。
RubyDropはRuby1.9系で動作するソフトウェアだ。簡単に言えば、特定のフォルダに関してRubyDropが監視を行う。そして変更があると内容をリモートのGitリポジトリにアップデートする。Gitリポジトリ側で変更があれば、Pullする仕組みだ。
自動的に同期されている
Gitなので、バージョン管理ももちろん行われる。Githubなどを使えばすぐに利用できるだろう。設定ファイルを変更すればリモートサーバは変更できるし、管理する部分も変更できる。自動的なリモートバックアップシステムとして使ってみると面白そうだ。
MOONGIFTはこう見る
Gitを使っている所がミソと言えるだろう。.gitignoreを使えば、同期しない場所を指定することもできる。この差は大きいかもしれない。Webベースのビューワーも、GithubやGitoriousのような仕組みを使えば良い。社内でのバックアップシステムにもなり得るのが良い。
Dropboxは便利だと感じつつも、重要なファイルを外部サービスに保存できないと感じていた方はRubyDropを使えば問題が解決するかもしれない。
meltingice’s RubyDrop at master - GitHub