MixareはAndroidでセカイカメラ風の表示を実現する。

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MixareはAndroid用のオープンソース・ソフトウェア。スマートフォンの登場によって、カメラとGPS、そして電子コンパスの組み合わせでAR(拡張現実)を容易に実現できるようになった。その中で生まれたのが有名なセカイカメラだ。

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メニュー

 

スマートフォンのカメラにオブジェクトを投影して見せるという仕組み自体は分かりやすい。差別化要因になるとすれば、それをどう使うかといったことや表示するコンテンツになるだろう。ベースはそう、Mixareを使えば良いのだ。

MixareはAndroidを使ってセカイカメラ風アプリを開発するためのソフトウェアだ。Mixare自体動作するが、Mixareを使ってアプリを作るのが楽しいだろう。実際、幾つかそのようなアプリもあるようだ。アプリを立ち上げるとカメラが表示され、向いている方角が表示される。

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情報の表示

   

後はメニューから表示する項目を選択する。駅情報やWikipediaといったコンテンツを選択して表示することができる。自分のコンテンツを表示することも可能だ。また表示する範囲は最大80kmまで自由に変更できるようになっている。色々な使い道が考えられそうなソフトウェアだ。

 

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データソース選択**

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GPS情報**

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現状のセカイカメラ系アプリの問題としては、スマートフォンを掲げる人はいないということに尽きるだろう。だからiPhoneでやるのは困難と思われる。だが筐体を選ばないAndroidであれば、話は違う。網膜ディスプレイとMixareが組み合わさったら面白いことができるかも知れない。

コンテンツが自由に選べるのもMixareの利点だ。渋谷や秋葉原と言った街専用のアプリや、動物園専用といった展開も考えられる。iPhoneとは異なるステージで活用が考えられるのではないだろうか。

 

mixare Free Open Source Augmented Reality Engine

 http://www.mixare.org/

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mixare - Project Hosting on Google Code

 http://code.google.com/p/mixare/