多数のサーバを一手に管理する「RackTables」
RackTablesはWebベースでラックやサーバの情報を管理する。
MOONGIFTはこう見る
ハードウェアの管理は規模が小さいうちはExcel等でも十分管理ができる。とは言え規模が増えた時や必要な情報が増えた時に全てのサーバを洗い直すのは大変だ。さらに複数人での運用となれば、そのメンテナンス情報を引き継いだりするのも苦労する。RackTablesはその管理ノウハウを提供しているソフトウェアと言えるだろう。最近ではクラウド化するケースも増えているが、そのクラウド化したサーバの情報を管理、運用するのにも向いているのではないだろうか。
RackTablesはPHP製のオープンソース・ソフトウェア。最近では小〜中規模なサービスであればレンタルサーバやVPSで済ませてしまうケースも多くなっている。だが規模が大きくなったり、サーバの独自メンテナンスを必要とする場合にはやはりハウジングになる。
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ダッシュボード
1つのラックの中に収まる規模なら良いが、多数のラックの中にサーバを収めていると、どのラックにどのサーバがあり、どのサービスに使われているのかといった事を管理しなければならなくなる。その需要に応えるのがRackTablesだ。
RackTablesはWebベースのソフトウェアで、管理用インタフェースを提供する。データを登録すれば、どのラックのどこにサーバが入っているかもビジュアル的に確認できるようになる。さらにタグを使って情報を付与し、管理を容易にする。
サーバ一覧
履歴管理もされ、個々のサーバについては開いているポートも登録できる。さらにコメントを使って運用に関して意見を交わす事も可能だ。ファイル管理機能もあるのでサーバメンテナンス用のドキュメントを登録しておくと便利だろう。一覧のレポート機能も便利だ。
ポートの一覧など
デモ
http://racktables.org/demo.php
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via ラックのサーバー管理ツール『racktables』 [beginner’s rock!]
RackTables