Webブラウザ上で楽譜を描く「Vexflow」
VexflowはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。Web上には無数のコンテンツが存在するが、それは主にテキストが主体になっている。数式のようなものでさえ画像で表現されることが多い。これは非常に勿体ないことだ。
テキストを使って表現できればシステムとの連携も容易になったり、Webクローラーに拾われてインデックス化することも考えられる。同様に表現しづらい情報である楽譜をJavaScriptで表示するのがVexflowだ。
Vexflowは一定のフォーマットに従って書かれたテキストをJavaScriptを使ってCanvas/SVGで表現したものだ。その表現力は非常に高く、音符を描くのはもちろん、数字やアルファベットを表示することもできる。ピアノのみならず様々な楽器に対応できるだろう。
他にも音符を線でつないだり、ト音記号を描いたりと高機能だ。JavaScriptなので、変更と同時にレンダリングを更新したりするのも簡単にできる。Vexflowのフォーマットがデファクトになれば、音楽の検索なんてのもできるようになる。今後の発展を期待したいソフトウェアだ。
0xfe’s vexflow at master - GitHub