Cloud9 IDEはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。Webアプリケーション化が進んでいながらも、なかなかこれといった決め手が出てこないのが開発環境のWebアプリケーションだ。やはりローカルのテキストエディタ以上の環境は出てこないのだろうか。

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Webブラウザとは思えないほどリッチなUI

 

乗り換えるメリットがあれば可能性はあるだろう。ローカルでコーディングしてビルドして配布するといったものは難しい。そうではなくサーバサイドで全てが完結するものが良い。そこで登場したのがCloud9 IDEだ。

Cloud9 IDEはNode.JSで作られたNode.JS用の開発環境だ。JavaScriptとあってWebブラウザとの親和性も高い。基本は2ペインの構成で、左側にファイルやフォルダのブラウザ、右側に選択したファイルの内容が表示される。行番号やハイライトにも対応している。

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機能拡張

 

Cloud9 IDE上でスクリプトを実行してテストすることもできる。さらにデバッグモードにすればより開発がしやすくなるような情報が表示される。Cloud9 IDE自体は機能拡張に対応し、自分で拡張することもできる。若干動作が重たいのが難点だが、今後の開発に期待がかかるソフトウェアだ。

 

Cloud9 IDE - Ajax.org

 http://www.cloud9ide.com/

ajaxorg’s cloud9 at master - GitHub

 http://github.com/ajaxorg/cloud9