PyMacAdminはPython製のオープンソース・ソフトウェア。これはなかなか興味深いのだが、筆者の環境下にMac OSX10.5がなくなってしまったのが悔やまれる…。Mac OSXはUnixベースのOSとあってターミナルを使うと様々な操作が可能だが、それでも幾つかできない操作がある。

スクリーンショット(2010-07-30 14.28.20).png

インストーラーが提供されている

 

例えばネットワークの設定やキーチェーンアクセスに対してターミナルから操作することができないようだ(10.5の話なので現状は違うかも知れない)。それを克服し、操作を可能にするのがPyMacAdminだ。

PyMacAdminはその名の通りPythonで作られたツールだ(Python 2.5用)。ターミナルから操作するのだがCocoaをバインディングすることによって、ターミナルからでもGUIが必要な操作も可能にする。それがネットワークの作成やプロキシ設定の変更、AirPortのパスワード変更などとなっている。キーチェーンにもアクセスできる。

外部から全ての操作ができるように感じていたが、一部については難しい。だが開発者はその壁を乗り越えて可能にする。Mac OSX 10.5を共用していたり、サーバ化して利用している際に役立ちそうだ。

 

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