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電子書籍のニーズが増している現在、iPhone4やiPadで電子書籍を閲覧するアプリに対する要望は多数寄せられています。PDFファイルについては簡単に閲覧できるのですが、その後iBooksや他の電子書籍アプリでPDFを管理したり、閲覧したりすることも可能です。

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ですがURLスキーマを使った方法ではうまくいかず、別な手法で行う必要があります。そんな機能を実現するモックアプリを販売するのが今回の記事になります。

簡単な流れは以下の通りです。

アプリを起動すると、Googleアカウントの認証画面が表示されます。

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ログインするとGoogleドキュメントに登録してあるPDFファイルが一覧されます。

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そこからファイルを選ぶとPDFファイルとして閲覧できます。

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画面上部にある他のアプリで開くをクリックすると、下のようなダイアログが表示されます。

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ここでOpen in “iBooks"を選ぶとiBooksが立ち上がって、該当PDFファイルが表示されます。さらにOpen in..をクリックするとインストール済みの電子書籍アプリが一覧表示されます。

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アプリを選ぶと、選択したアプリで表示中のPDFファイルが閲覧できます。

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流れとしては以上です。PDFファイルの閲覧は今後ニーズが高くなりますが、意外とこのやり方については知られていないようです。販売するモックアプリを使って貰えれば、その仕組みが容易に実現できるはずです。

以下は開発者からの概要説明です(上記とダブっている部分があります)。

モックアプリ(iBooksDemo)概要

本モックアプリは、有名なEvernoteアプリのように「PDFファイルをiBooksやStanzaなど自アプリ以外で開く」ことを主な目的としています。

この機能はiOS4で追加された「アプリケーション間連携」機能を使用し、UIKitにて提供されますが、このAPIはあまり知られておらず、従来のようにURL Schemeを使用して実現していると思われている開発者の方も多いようです。

おまけ的な機能としては、

  • Googleへログインするためのアカウント情報登録(変更は設定アプリ内でも可能)

  • PDFファイルをGoogleドキュメントから取得して一覧表示

  • 一覧から選択されたPDFファイルをダウンロードし、ドキュメントディレクトリに保存。

  • PDFファイルの表示(UIWebViewを使用)

を含んでいます。

本モックアプリの動作

  • 起動すると、Googleアカウントを入力するための設定画面を表示します。

  • 「Done」ボタンを押すと、入力されたGoogleアカウントでGoogleドキュメントにログインします。

  • Googleドキュメントからドキュメント情報を取得し、PDFファイル名のみ一覧表示します。

  • PDF一覧からダウンロードを希望するファイル名を選択すると、PDF表示画面に遷移し、ダウンロードを開始します。

  • ダウンロードが完了したらPDFファイルの内容を表示し、「他のアプリで開く」バーボタンを表示します。

  • 「他のアプリで開く」ボタンを押すと、iBooksやStanzaなど、PDFファイルを表示でき、かつ

   アプリ間連携機能に対応したアプリが一覧表示されます。(iPadの場合は、Open In…を押すと表示されます)

  • iBooksなどを選択すると、本モックアプリはアプリ間連携機能を使用して選択されたアプリを起動し、終了します。

 

モックアプリの販売金額は2万円(税別)で、8月6日までは5,000円(税別)で提供します(ソースコードでの提供)。なおモックアプリに関するサポートは一ヶ月程度になります。注文数によりますが、サポートできる限界があるので早期に販売を終わらせる可能性があります。また、これはあくまでもモックアプリなのでこのまま登録申請することはできません。別料金にてカスタマイズやアプリ組み込みを承ることもできますので、そちらもご検討ください。

PDFを扱うアプリを開発される企業をはじめとするアプリ開発者の皆様、ぜひご検討ください!

ご注文、ご連絡はinfo@moongift.jpまたはmoongift@twitterまでお気軽にどうぞ!