Git-WikiはRuby製のオープンソース・ソフトウェア。土曜日と言えばウィキサタデー。日々新しい技術が生み出される中、それを使ったWikiエンジンが生み出されている。いやWikiのために新しい技術、概念ができているとも言えそうだ。

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見た目もすっきりとして分かりやすい

 

最近人気の高いGitやMercurialといった分散化バージョン管理システム。ローカルでも使えるので非常に便利だ。そんな分散化バージョン管理システムとWikiエンジンを組み合わせてしまうのがGit-Wikiだ。

Git-Wikiは名前の通り、コンテンツ管理にGitを使う。そのため、バージョン管理が容易に行えるのが魅力だ。記法はMarkdown、Creole、Textileと複数に対応している。作成したコンテンツはS5としてオンラインプレゼンテーションができたり、LaTeXとしてダウンロードすることもできる。

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S5として出力

 

ファイルをアップロードしたり、ページに関してディスカッションをする、更新情報のフィード配信、履歴を見たり差分を見たりと機能は十分にある。さらにプラグイン対応なので、自分で拡張することも可能だ。Gitならば後々のコンテンツ活用も容易になりそうだ。なお試したのは本家ではなくフォーク版になる。

 

sr’s git-wiki at master - GitHub

 http://github.com/sr/git-wiki

minad’s git-wiki at master - GitHub

 http://github.com/minad/git-wiki