MonocleはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。iPadの発表以来、電子書籍の熱が高まっている。Kindleもあるが、こちらはまだ日本語のコンテンツがない。ぜひともiPadには出版社業界の壁を打ち破って欲しい所だ。

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様々な表示が可能な電子書籍ビューワー

 

とは言え発売当初はiBooks日本語版はないと思われるし、そうした書籍以外のデータも読みやすいフォーマットで閲覧できると便利そうだ。その時に使えそうなのがMonocle、JavaScriptで作られた電子書籍リーダーだ。

Monocleが対応するのはHTMLベースでの文書になっている。特にePub形式に対応しているというわけではないようだ。とは言えブログや既存のHTMLコンテンツを変換して読むのに向いていそうだ。ページをめくるようにスライドさせてページを切り替えるようになっている。

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iPhoneにも対応

 

文書が縦に長い場合などは、章単位などでスライダを使うこともできる。目次をフローティング表示したり、ページ番号を振る、書籍風に前後のページが見えるようにもできる。PCはもちろんiPhoneなどのスマートフォンでも動作する。JavaScriptであればより柔軟なサーバ連携ができそうだ。使いどころが多そうな便利なソフトウェアだ。

執筆時のバージョン

 1.0

 

joseph’s Monocle at master - GitHub

 http://github.com/joseph/monocle