Active Shape Model LibraryはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。写真の中から人物を抽出するというのは難しい。FacebookやFlickrでは手作業で人物を割り当てられるようにしている。逆に自動化したいならば使えるのがOpenCVだ。

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サンプルの画像で試した所

 

OpenCVを使えば顔を認識して別なオブジェクト(笑い男のような)に変換したり、顔を消すような操作もできる。その実力を知りたいと思ったらActive Shape Model Libraryを使ってみると良いだろう。Windowsでコマンド一つで使うことができる。

Active Shape Model LibraryはOpenCVを使って任意の画像にある顔の部分を認識する。そしてコマンドラインで指定するオブジェクト(フレーム)を顔の上に重ね合わせることができる。認識率は100%とはいかないが、ある程度レベルの高い認識が臨めるはずだ。

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任意の画像で実行もできる

 

Active Shape Model Libraryは実行バイナリも提供されるがライブラリとしても動作させられる。OpenCVの認識技術を使ったソフトウェアを開発してみたいなら、その使い方を学ぶ上でもActive Shape Model Libraryを使ってみるのが良さそうだ。

執筆時のバージョン

 4.09

 

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