node.jsを使ったSinatra風Webフレームワーク「Express」
ExpressはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。node.jsはGoogle製のJavaScriptエンジンv8を使って作られたネットワークサーバで、Webサーバや何らかのメッセージを受け取るサービスを作るのに使えるサーバサイドJavaScriptを実現するフレームワークだ。
サンプルアプリケーション
node.jsを使ってもWebサーバは作れるが、それはあくまでも作れるというレベルだ。もっと使いやすさを考えるならばWebアプリケーションフレームワークが欲しい。そしてそれをSintra風にまとめたのがExpressだ。
Expressはnode.jsを使いつつ、容易にサーバサイドJavaScriptを使ったWebアプリケーションを開発できるようにしたフレームワークだ。HTTPメソッドとしてはGET/POST/PUT/DELETEが使えるようになっている。テンプレートエンジンではHamlやSass、ejsなどが使える。
コード
セッションをサポートし、CookieやCacheなどをプラグインで実装している。そのため新しい機能を追加することもできるだろう。ファイルのアップロードも可能で、後欲しいのはデータベース接続くらいだろうか。サーバサイドJavaScriptが夢物語ではなくなっているのがよく分かるソフトウェアだ。
執筆時のバージョン
0.1.0
visionmedia’s express at master - GitHub