テキストをファイルで暗号化「Fausterize」
FausterizeはWindows/Mac OSX/Linux用のオープンソース・ソフトウェア。暗号化というのは難しい。分からないように隠蔽すればするほど、見られたくないものだと言っているようなものだ。その結果、分かってしまった時の反動は大きくなる。
暗号化された内容
見られて困るものはそれとなく隠しておくべきだろう。ぱっと見た目では分からないくらいが良い。暗号化すると一般的には意味不明なバイナリが並ぶので、分かりやすい。その逆を行くのがFausterizeというテキストエディタだ。
Fausterizeは暗号化する際の手法にファイルを利用する。外部のファイルをキーとして暗号化するので、パスワードのように推測されるものは使わない。ファイルは任意のものが使えるので、システムファイルの何かのように一見しただけでは分からないものが良いだろう。
復号化した内容
そして暗号化されている時の内容は、よく分からないドイツ語(?)が並ぶようになっている。キーファイルを使うとFausterize上にテキストが表示されるようになっている。日本語も利用できる。つまり元のテキストを何らかのアルゴリズムによって、意味不明な文章に変換しているのだ。
文章っぽく読めるので一見しただけでは単なるドイツ語の文章に見えるだろう。秘密の文章をひっそりと隠しておくのに使えるソフトウェアだ。
執筆時のバージョン
0.7
stroy: fausterize
http://stroy.wikidot.com/fausterize
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