eJOSHはRails製のオープンソース・ソフトウェア。CMSというのはWebシステムの基礎になる。管理画面とユーザ向けの画面、ユーザ認証、テーマ、プラグイン、権限管理など大抵のWebシステムで必要になる機能が網羅されている。

ピクチャ 105.png

管理画面

 

その観点で考えるとCMSをベースにシステムを開発する案件が多いことが分かる。とは言えプラグインを開発するだけでは解決しない問題も多い。そこで使ってみたいのがeJOSHのようにカスタマイズも容易なCMSになるだろう。

eJOSHはサイト設定、ユーザ管理(管理者、従業員、ゲストの3段階)、レイアウトカスタマイズ、コンテンツ管理、ナビゲーション管理、プラグインといった機能が提供される。ユーザ向けと管理画面は分かれて作られている。

ピクチャ 108.png

ユーザ向け画面

 

ページはページセクションと呼ぶブロックを作成し、一つのページの中にセクションとカテゴリを追加して構成する。カテゴリをタグクラウド風に表示することもできる。カテゴリとは別にナビゲーション機能で独自のリンクや外部リンクをつけることもできる。

フッターリンクやSEOを意識したキーワード設定などCMSとして必要な機能は十分だ。足りない機能があればプラグインの開発もしくはコアに手を入れることで可能になるだろう。そういった意味でもRails製というのは有利だ。

 

joshsoftware’s ejosh at master - GitHub

 http://github.com/joshsoftware/ejosh