Scrum Sprint MonitorはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。アジャイルに限らないが開発のステータスは常に更新されていないといけない。バッチでまとめて変更を行うと、手戻りの発生や状況の変化によってステータスが大きく左右されるようになってしまう。

ピクチャ 179.png

プロジェクトのステータスをグラフ化

 

そこで常時更新されるステータスをみんなで見られるようにしようというのがScrum Sprint Monitorだ。マイクロソフトの開発管理ツールTeam Foundation Serverと連携し、そのステータスをビジュアル化するソフトウェアだ。

ユーザストーリーやバックログ、作業時間などを円グラフで表示する。さらに開発者ごとのグラフやバーンダウングラフも描画できる。現在のスプリントの状況がはっきりと掴めるようになるだろう。

ピクチャ 178.png

設定ソフトウェア

 

Scrum Sprint Monitorの推奨としては、チームメンバーの見える場所に映し出して共有して欲しいとのこと。アジャイル開発の場合、ホワイトボードや紙ベースの共有を行うことがあるがScrum Sprint Monitorを使えばデジタル化し、プロジェクトの状況に合わせた自動更新が行えるようになる。

執筆時のバージョン

 1.0.0.38839

 

Scrum Sprint Monitor

 http://scrumsprintmonitor.codeplex.com/