AirHttpdはAdobe AIR製のオープンソース・ソフトウェア。Adobe AIRは同じコードでWindows/Mac OSX/Linuxと動作させることができ、さらにリッチなインタフェースも提供できるプラットフォームだ。現在2.0が開発中で、新しい機能がさらに増える予定だ。

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Adobe AIRでHTTP

 

その一つの機能を使って実現したのがAirHttpdだ。名前の通りAdobe AIRを使ったHTTPサーバとなっている。なぜAdobe AIRでサービスなのか、という気もするだろうが任意のサービスを立ち上げられるようになったら、Adobe AIRとしての可能性をさらに広げるのは間違いないだろう。

利用はポート番号と公開するディレクトリを指定し、Listenボタンを押すだけだ。終了時にはShutdownボタンを押せば良い。画面の下にはアクセスログが表示されるようになっている。ディレクトリインデックスには対応していないので、index.htmlがないディレクトリにアクセスすると403エラーが出てしまう。

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ちゃんとHTMLが返ってくる

 

HTTPメソッドはGET/POST/PUT/DELETE/HEADに対応している。RESTfulなアプリケーションを作るのに便利そうだ。Basic認証にも対応している。現状ではHTTPSやバーチャルホストには対応していないとのこと。なお利用に際してはAdobe AIR2.0のランタイムが必要になる。

執筆時のバージョン

 0.1

 

airhttpd - Project Hosting on Google Code

 http://code.google.com/p/airhttpd/