各種プラットフォームで使えるネットdeダビング「RDService」
RDServiceはJava製のオープンソース・ソフトウェア。東芝のHDDレコーダRDシリーズではネットdeダビングという機能を通じて他のRDシリーズに録画データをコピーすることが出来る。これはDVD作成機能をつけたRDシリーズに対してコピーする目的のようだが、DVDを作成するだけならPCでもできる。
Javaで動作する
さらにわざわざ焼くまでもなく、ただHDDに保存しておきたいというニーズもあるだろう。そんな時に使えるのがRDServiceだ。RDServiceはJava製のCUIで動作するソフトウェアだ。Javaさえ使えればプラットフォームを選ばずに動作するのが利点だ。
先に紹介したLANDE-RDは便利だがWindows向けなので他のプラットフォームでは動作しない。Mac OSX向けもあるが、RDServiceを使えばOSは選ばずに済む。さらにCUIなので自動化しやすいのが特徴だ。なお立ち上げる際に管理者権限が必要(FTPを使うため)だ。
立ち上げてしまえば後はRDシリーズからネットdeダビングを使って認識させれば良いだけだ。面白い使い方としては玄箱に代表されるネットワークHDDでの利用だ。番組データの集積場所として便利だ。常駐させておいても便利ソフトウェアだ。
執筆時のバージョン
1.0b5
RDService