AsideBarはWindows向けのオープンソース・ソフトウェア。Windows Vistaにはサイドバーというガジェットが登録できる機能がある。便利そうに見える反面、Vistaでないユーザには縁のないものだった。Windows XPでもサイドバーを動作させることはできるが、意外と使うのが面倒だったりする。

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色々追加した画面

 

都度ガジェットを探してインストールするのが面倒だ、というのも理由の一つかも知れない。そこであらかじめ多数の機能が用意されたガジェットサイドバーであるAsideBarを使ってみよう。AsideBarはF12で呼び出すことができ、初期状態でも多数のガジェットがインストールされている。元々はシステム情報通知系ソフトウェアだったようだが、プラグインのお陰か、それ以上に強化されたソフトウェアになっている。

CPUやHDDなどのアクセス状態を知らせるグラフや、時計、スライドショー、ノートなどの他、Google Fast Flip、Programmable Web APIのグラフなどオープンソースらしい新しい技術にも対応している。システムトレイにはシステムへのアクセス状況を知らせるグラフが4つ並んで表示される。

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プラグイン管理

 

各ガジェットはプラグイン形式で提供されるので、自分で開発することも可能だ。後はWindowsサイドバーとAsideBarの好みの問題も言えるだろう。AsideBarの設定画面はごちゃっとした雰囲気があるが、大抵のガジェットはこれで十分と言えるのでAsideBarだけインストールする手軽さが利点だ。

ウィジェットやガジェットは使いこなしている人にとっては便利なツールだが、自分にとって必要なツールがあるのか否か探すのは面倒だ。AsideBarを使う限り、設定画面でチェックするだけでインストールは完了する。誰でもすぐに使いこなせるのが魅力のガジェットサイドバーソフトウェアだ。

 

AsideBar - Home

 http://asidebar.codeplex.com/