Python開発をはじめたいWindows開発者は「Portable Python」
Portable PythonはWindows向けのオープンソース・ソフトウェア。Pythonはアメリカでのシェアが高いプログラミング言語だ。だがなぜか日本ではいまいちシェアが低い。とはいえGoogle App Engineのような環境やDjangoのようなフレームワークも登場し、開発をプッシュする環境が整いつつある。
専用のプログラミング環境付き
では実際にPython開発をはじめようと思ったら、何から準備すれば良いだろうか。もちろんまずはプログラミング実行環境のインストールだ。Windowsユーザの方はPortable Pythonを使えば一番早い。ポータブルで使えるPython環境が手に入るのだ。
Portable Pythonはインストーラーとして提供されるソフトウェアで、USBメモリなどにインストールする。もちろんHDDへのインストールも可能だ。Python2.5、2.6、3.0系と各バージョンが揃っているので必要に応じて切り替えられるのが便利だ。
シェル環境
インストールされるのはPythonの実行環境の他に、Python開発に特化したエディタPyScripterも付属する。PyScripterを使えばよりPythonの開発が効率的に、スムーズに行えるはずだ。IDEはあまり好きではないが、USBメモリなどにPortable Pythonをインストールしておけば一緒にテキストエディタも持ち歩けるので常に利用するようになるかも知れない。
開発環境を整えるまでに時間が必要だと、せっかくのやる気も失せてしまう。Python開発をはじめてみたい、と思ったらすぐにPortable Pythonをダウンロード&インストールしよう。
Portable Python