SeedはRails製のオープンソース・ソフトウェア。一般的なCMSというと、ユーザ画面と管理画面が分かれて提供されている。ごちゃごちゃした表示を好まない場合、管理画面は分かりやすいが実際の表示がどのようになるかはユーザ画面で見ないと分からない。そのため最近ではユーザ画面と管理画面が一体化したCMSも増えてきている。

ピクチャ 24.png

シンプルなCMS

 

決して多機能ではないが、個人で各種メディアを掲載したサイトを構築したいと思ったらSeedが便利に使えそうだ。Seedは記事、ニュース、ブログ、カレンダー、動画といったコンテンツをまとめて管理できるCMSになっている。システムはRuby on Rails製だ。

ログインするとサイトの上部にツールバーが表示される。そこでユーザの管理やコンテンツの追加、アクセス権限などを設定できる。コンテンツの編集や削除や表示されているコンテンツを選択するとコンテクストメニューが表示されるようになっている。

ピクチャ 28.png

カレンダー画面

 

編集画面はフローティングウィンドウ上に表示され、画像の追加やファイルの追加ができるようになっている。ファイルはダウンロードファイルとして追加され、画像はインラインで表示される。サイドバーでは特定のページをフィードのようにリストにして表示することが可能だ。

ユーザ管理では各コンテンツ(ニュースやブログなど)別に編集可能なユーザを設定できる。小規模なプロジェクトメンバーなどで情報共有するのに便利そうだCMSだ。

 

desaperados’s seed at master - GitHub

 http://github.com/desaperados/seed