ネットブック向けLinuxディストリビューション「Easy Peasy」
Easy PeasyはLinuxディストリビューション。スマートフォンとともに人気が高いのがネットブックだ。メールやWebブラウジングをするだけなら性能はあまり必要ではなく、むしろ大きさや軽さが問題になる。小ささを追求するためにCPUやHDDといったリソースは限られたものになる。そこで問題になるがOSの重さだ。メモリもそれほどないネットブックではVistaのようなOSはあまりに重荷だ。
分かりやすいインタフェース
ネットブックには向いたOSがあるはずだ。その一つと言えるのがEasy Peasyだ。Easy Peasyはネットブックのための最適化されたLinuxディストリビューションで、シンプルで分かりやすいインタフェースが特徴になっている。Easy Peasyは元々Ubuntu eeeという名前で、eeePCがターゲットとされていたようだ。
起動すると画面が大きく分けて3つに分割されている。一番左がアプリケーションカテゴリ、真ん中がアプリケーション一覧、右側がファイル一覧だ。カテゴリはアクセサリ、ゲーム、グラフィックス、インターネット、オフィス、サウンド&ビデオとなっている。あらかじめインストールされているのですぐに使い始められる。
ブラウザ
日本語ローカライズも行われており、一部の文字は日本語で表示される。またブラウザなどは日本語の表示にも対応している。LiveCDとしても利用できるので、CDから起動すればEasy Peasyの魅力をすぐに体験することができる。
大きなアイコンと分かりやすい操作性で、コンピュータに慣れていない人でも容易に使いこなせそうだ。同種のソフトウェアとしてJolicloudも知られている。ネットブックで重たいOSに耐えてきた方はこうした専用OSにチャレンジしてみよう。
easypeasy - for netbooks
http://www.geteasypeasy.com/index.php
Easy Peasy | Get Easy Peasy at SourceForge.net