JSNESはJavaScript/Perl製のオープンソース・ソフトウェア。今やゲームと言えば任天堂、ソニー、マイクロソフトの三つどもえになっている。20年くらい前はファミコンくらいしかなかった。今のゲームは高性能で、グラフィックス性能は向上し、リアルなゲームが楽しめるようになっているが、旧来のファミコンのグラフィックスに回帰する人も少なくない。

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ブラウザ上のファミコンエミュレータ

 

そんな昔を懐かしむ人はエミュレータを使ってゲームを楽しんでいたりする。そしてファミコンは専用のソフトウェアを使うことなくブラウザだけで楽しめるようになってしまった。それがJSNESだ。JSNESはJavaScriptを使って各種ファミコンゲームをブラウザ上で楽しめるソフトウェアだ。

当たり前だがROMは別途必要だ。そしてROMを変換し、ブラウザ上で使えるようにしているようだ。実際のHTMLではCanvasを使っているので、それに対応したブラウザのみが利用できる。また、JavaScriptの負荷もあってか、Google Chromeが推奨となっており、SafariやFirefoxでは使えないことはないが遅いとのこと。

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まさにそのまま

 

遊び方はゲームのROMを選択するだけだ。矢印キーとX/Zボタンで操作する。プレイヤー2はテンキーを使って操作する。音は出ないが操作性はスムーズで、ROMがそのまま動作する。保存はできないが、そこまでいらないゲームであれば十分ではないだろうか。

なお一部のゲームは動作しないようで、マリオブラザーズ3については現在対応中とのことだ。テトリスやスーパーマリオ、魂斗羅など懐かしいゲームが登録されている。もちろん利用に際しては著作権などに注意し、自己責任の上でご利用いただきたい。

 

via Play Contra, Super Mario Bros., Tetris, and more in Google Chrome[Download Squad]

JSNES: A Javascript NES emulator

 http://benfirshman.com/projects/jsnes/

bfirsh’s jsnes at master - GitHub

 http://github.com/bfirsh/jsnes/