jQueryを使って画面のアクションを作ろうと思うと、そのコーディングの仕方を含めて習得する必要がある。イベントにもマウスやフォーカス、クリックなどの様々な種類が存在し、その結果として起こすアクションも無数に存在する。それらを適切に判断しながら構築するというのは意外と難しい。

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jQueryを使った開発にぜひ!

 

単純なJavaScriptであれば、オーサリングツールで対応しているものもある。だがjQueryのような高度なJavaScriptフレームワークには対応していない。そこで使うのがIxEditだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはIxEdit、jQueryのビジュアルアクションビルダーだ。

IxEditは既に組み上がっているWebサイトに対して使うライブラリだ。指定されたJavaScriptファイルとCSSを読み込むと、Webサイトにフローティングウィンドウが表示される。そしてアクションを新規作成すると、指定したHTMLエメレンとに対してアクションを定義し、その結果としてリアクションを設定できる。

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コード生成

 

例えば指定した文字をクリックすると、指定したエレメントに対してAjaxで取得したHTMLが挿入されるといったアクションを簡単に定義できる。また、条件を追加してどこかのエレメントや値の状態によってアクションを変えることも容易だ。

作成したデータはエクスポートして別な場所でも使い回したり、jQueryを使ったコードに落とし込むことができる。jQueryを使いたいが、細かく調べるのが大変といった場合はIxEditを使おう。IxEditにはjQueryを使いこなすノウハウが詰まっているので、自分だけで作るよりもよっぽども正確で高機能なコードが生成されるはずだ。

 

IxEdit

 http://www.ixedit.com/