デフォルト起動するアプリケーションを管理する「RCDefaultApp」
RCDefaultAppはMac OSX向けのフリーウェア。Mac OSXでは拡張子やURLに応じて起動するアプリケーションを切り替えることができる。しかしファイルはコンテクストメニューやファイルの情報から設定する必要が合ったり、URLの場合はSafariからといった具合で設定が別々に存在していた。
アプリケーション単位で設定できるのが便利
さらに筆者環境だけかもしれないが、同じRubyのファイルでも別なアプリケーションで起動する場合があり使い勝手がいまいちだった。だがRCDefaultAppを使えば起動するアプリケーションを一元管理できるようになる。
RCDefaultAppはシステム環境設定パネルとして動作するソフトウェアで、インターネットアプリケーション、メディア、アプリケーション、URL、拡張子、UTI、MIMEタイプ、ファイルタイプによって起動するアプリケーションを設定できる。特にアプリケーションを基準として開く拡張子やMIMEタイプ、デフォルトで開くか否かといった設定ができるのが便利だ。
拡張子設定
URLはfeed://などに代表されるプロトコルの種類によって起動するアプリケーションを設定できる。なお追加はできないため、git://に対するアプリケーションを設定するようなことはできなかった。とは言え設定されているプロトコルの一覧を見るだけでも勉強になる。インターネットアプリケーションはWeb、メール、ニュース、FTP、RSSそれぞれのデフォルトアプリケーション設定となっている。
拡張子による起動は自分で追加することができる。独自のものを追加した時にアプリケーションを設定するのに便利だろう。MIMEタイプは主にインターネット向けと思われるが、その種類を知るのに役立つだろう。Mac OSX標準のテキストエディタは自動で文字エンコードを解釈してくれず、ファイルが開けないストレスを良く味わう。RCDefaultAppを使えば容易に設定ができるのでお勧めなソフトウェアだ。
Rubicode - RCDefaultApp