SyncMLに対応したアドレス帳「Open Contacts」
ビジネスも突き詰めていくと個人間の信頼にたどり着く。どれだけ優れた製品やサービスであっても、そこに携わる人たちが気に障る場合、取引しようとは思わないはずだ。逆に信頼がおける関係であればビジネスもスムーズになる。
Windows用のアドレス帳
そんな訳で、人と人とのつながりを記録するアドレス帳の存在は大事だ。何かのデバイスに依存するのではなく、中立なものを選べば移行もしやすくて良い。
今回紹介するフリーウェアはOpen Contacts、Windows用のアドレス管理ソフトウェアだ。元々オープンソース・ソフトウェアだったようだが、現在は異なるようだ(今でも?)。
Open Contactsはビジネス、プライベートともに使えるアドレス帳だ。ビジネス/プライベートなどの大枠でカテゴリを区切り、その中にアドレスを登録していく。テンプレートが選べ、それによって入力項目を増減させられる。
設定画面
MS OutlookやOutlook Express、Eudora、Thunderbird、xCard、LDIFなど様々なフォーマットから取り込むことができる。 SyncMLに対応したデバイスに同期したり、HTMLやExcelなどにエクスポートすることができる。
ポータブルなアプリケーションで、USBメモリなどに入れて持ち歩くことが可能だ。LAN対応で、複数人で一つのアドレス帳を共有して利用することができる。Googleデスクトップ検索プラグインによって、デスクトップ検索に対応させる機能がある。
入力項目が多い印象があるが、必要なものだけを入力すれば良い。メーラーには付き物のアドレス帳ではあるが、依存性が高まるためにデータ登録をいやがる人も多いだろう。そのような時には共通で使えるフォーマットとしてOpen Contactsが使えそうだ。
Open Contacts, a flexible address book for dynamic interactions with your contacts.