Webベースで家計簿をつけると、帰宅した時にわざわざパソコンを立ち上げることなくスマートフォンから更新できるから楽かも知れない。また、外部サービスとの連携も容易と思われるので、地図やカレンダーと連動する面白さもありそうだ。

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Webベースの家計簿ソフトウェア

 

とは言え逆に言えば家族に自分の秘密の家計簿を見られる可能性もある(パスワードを付けておけば大丈夫だろうが)。そんなことを考えてしまったのは小槌がオープンソース化されたからだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアは小槌、Ruby on Rails製の家計簿ソフトウェアだ。

小槌は2006年に行われたDrecom Award on Railsにおいて大賞を受賞した作品だ。そしてついにオープンソース化し、Githubで公開された。既に多様な改良が加えられており、とても多機能で優れた家計簿ソフトウェアになっている。

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受け皿設定

 

基本的な金額の入力はもちろん、仕訳帳、収支表、資産表、貸借対照表など家計簿とは思えないくらいの機能が並んでいる。さらに取引連動やフレンド、データのエクスポート機能などがある。これだけの機能がそろっていれば、家庭レベルでは十分ではないだろうか。

画面はすっきりとした見やすいデザインで、とても入力しやすい。家計簿をつけてみたいという方は、小槌を使ってどこからでも更新できる環境を作ってみてはいかがだろう。

 

小槌.net

 http://www.kozuchi.net/

everyleaf’s kozuchi at master - GitHub

 http://github.com/everyleaf/kozuchi/tree/master