Google Code + TortoiseSVNによるバグ追跡システム「Gurtle」
初期の頃は違うだろうが、徐々に開発が進んでいくとバグ(課題)があがってくるようになる。そうなるとシステムを修正した際にそのバグ番号と付け合わせて更新するようになるだろう。
設定画面
少ないうちは手作業でも良いが、数が多くなれば管理しきれなくなる。不特定多数の利用するオープンソース開発ではなおさらだ。そこでGurtleを使ってみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGurtle、Google Codeで使えるバグ追跡システムだ。
GurtleはTortoiseSVNのプラグインとして動作するソフトウェアだ。そして使えるのはGoogle Codeの場合のみというちょっと限定的なソフトウェアでもある。だが同じ手法は他のプロジェクト管理でも十分できそうだ。
課題の一覧
Gurtleをインストールしていると、コミット時に課題を一覧で探せるようになる。その中から今回の更新によって解消されるバグにチェックを付ける。そうするとコミットメッセージの中に適切なフォーマットで課題が記録される。
既にクローズされている課題はリストアップされないが、表示することもできる。また、検索もできるのでフィルタリングして課題を探すことが可能だ。バグとバグフィックスが付け合わせられるようになっていれば、開発者も利用者も分かりやすくなるだろう。
Google Code限定というのが勿体ないくらいだ。RedmineやTracなど、Subversionが使えるプロジェクト管理システムとの連携が待ち遠しいソフトウェアだ。
コミットメッセージ
gurtle - Project Hosting on Google Code