Django製、Google App Engineで動作するCMS「GD-cms」
個人レベルの簡単なWebサイトであれば、レンタルサーバを借りてPHPのCMSを設置して…というのがこれまでのやり方だった。しかし既にそのようなレベルは脱している。Webサイトは無料で立てる時代になってきている。
カテゴリで区分けされたCMS
それを叶えるのがGoogle App Engine(GAE)だ。GAE上で動くCMSを使えば無料でWebサイトを稼働できるようになる。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGD-cms、GAE Django CMSの略称を持つCMSだ。
GD-cmsはGoogle App Engine上に設置するのでデプロイが簡単にできる。現状ではテーマ機能などはないが、そうした情報はローカルで変更し、アップロードすれば良いだろう。
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機能はカテゴリごとのコンテンツ管理、ゲストボード、リンク、広告管理となっている。指定した値がきた時にはリダイレクトさせるという仕組みも提供可能だ。中国語のソフトウェアだが英語版も提供されている。
アクセス権限がないのでログインするとどのコンテンツでも編集できるので注意してほしい。ユーザは管理者のみと考えれば良いだろう。ごくシンプルなCMSではあるが、簡単なWebサイト構築であれば手早く行えるようになる。
GAEを使えば無料で自分のWebサイトが構築できる。システムが固定化されていないので柔軟性は高く、Djangoを習得していればカスタマイズも容易だ。新しいWebサイトのあり方を考えさせられるソフトウェアだ。
gae-django-cms - Project Hosting on Google Code