JavaScriptがWebアプリケーションを構築する上で欠かせない技術になっている以上、そのデバッグ方法も洗練される必要がある。Firefoxの場合は有名なFirebugがあるが、他のブラウザになるとそれぞれのやり方があったり、そもそも使い勝手が悪かったりと開発効率が落ちてしまう。

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多数のブラウザに対応したJavaScriptデバッガ

 

そんな中、Javascript Debug Toolkitでは多数のブラウザをサポートしたJavaScriptのデバッグが可能なようだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJavascript Debug Toolkit、WindowsやLinuxに対応したJavaScriptデバッグツールだ。

Javascript Debug Toolkitはスタンドアローン版とEclipseプラグイン版が提供されている。Eclipse版であればMac OSXでも動作すると思われる。Windows用にはスタンドアローン版が提供されている。URLとポートを指定して立ち上げると該当サイトのデータを抜き取って独自のWebサーバ上で実行する方式になっているようだ。

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ステップ実行も可能

 

そのため、サポートしているブラウザは多い。IE、Firefox、Chrome、Opera、Safariその他携帯向けブラウザとなっている。JavaScriptはステップ実行が可能で、ブレークポイントを入れたり、途中で値の中身を見ることができる。

なお、試してみたところFirefoxが固まってしまう時があった。開発中に使うので問題ないと思われるが、実行の際にはご注意いただきたい。

 

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