さて今日は土曜日。そう、言わずもがなWikiサタデーだ。みんな大好きWikiエンジンは、シンプルな概念ながら柔軟性があり、様々な場面で利用される。企業内でのナレッジ共有はもとより、Webサイトのヘルプページでも利用されるケースがある。

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Markdown記法を使えるWikiエンジン

 

そんなWikiエンジンを本日も紹介しよう。恐らくカスタマイズも容易であろう、Ruby on Railsを利用したWikiエンジンだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはInstiki、日本語のタイトルも利用できるシンプルなWikiエンジンだ。

InstikiはRuby on Railsで作られているので利用開始までがシンプルで手早く行える。はじめにトップページに表示するWikiページの名前を決めれば、すぐに利用開始できる。レンダリングエンジンとして、Markdown + itex2MMLという形式をとっている。もちろんブラケットネームも利用できる。

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設定画面

 

記述した内容は印刷用やTex用として出力が出来る。確認はしていないが機能としてはPDFエクスポートも可能なようだ。ページの履歴管理機能はないが、小規模なWikiであれば問題ないだろう。その他ユーザ管理やAtomによるフィード出力機能がある。

エクスポート機能によってHTMLやMarkdown形式での出力もできる。社内のヘルプであったり、ポータルのコンテンツシステムとして使えそうなWikiエンジンだ。

 

via Instiki [Open Source Rails]

RubyForge: Instiki: Project Info

 http://rubyforge.org/projects/instiki/