Ruby on Railsの管理者画面を生成する「Typus」
Webシステムの開発でよくあるのが管理者画面の作成だ。ユーザ向けの画面ほど凝ったものではないが、それだけにあまり詰めて話し合われることはなく、貧弱な機能とインタフェースで提供されることが多い。
黒を基調にしたシンプルな管理者画面
しかし管理者がやる気になれないインタフェースではサービスの成功はおぼつかない。そこでTypusを使ってみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTypus、Ruby on Rails用の管理者インタフェース生成プラグインだ。
Typusはインストール時点で存在しているモデルの情報を読み取って、それをCRUD操作できるコントローラを生成してくれるプラグインだ。デフォルトのままで特に問題がないが、自分でカスタマイズすることもできる。
データの新規追加画面
インタフェースも黒を基調に整ったものにしてくれる。データを一覧したり、編集や削除を行えるので、最低限の管理者機能は実現できるのではないだろうか。あまり工数を割かない程度にそれなりのものが得られれば満足度も高まるだろう。
管理者画面ではデータの管理やレポートなどの機能が求められる。Typusではレポートは難しいがデータの管理は一通り出来るようになっている。最後まで気を抜かないためにもTypusをベースに管理者画面を手早く実装してみるのはいかがだろう。
fesplugas’s typus at master - GitHub