iPhone/iPod TouchアプリケーションはAppStoreで購入するとローカルドライブ上にバックアップが保存される。拡張子は.ipaとなっており、そのままではiTunesのファイルとして認識されるだけの特殊な形式になっている。

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Cover Flowによる表示

 

ファイル名である程度判別は可能だが、どうせならきちんとアイコンが表示されて欲しい。そこでIPA Quick Look Pluginの出番だ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはIPA Quick Look Plugin、IPAファイルを閲覧するためのQuick Lookプラグインだ。

IPA Quick Look Pluginをインストールすると、Finder上でIPAファイルのアイコンが元アプリケーションのアイコンに変わる。これで何のアプリケーションか、すぐに分かるようになる。さらにCover Flowを使えばアプリケーションをスライドショーのように見ることができる。

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Quick Lookによる拡大表示

 

もちろんQuick Lookも利用可能だ。とは言え、アイコンを拡大表示する程度なので実用性は薄いかもしれない。だがこのような柔軟な拡張ができるのはMac OSXの魅力として感じられるかもしれない。

適当にダウントードして試していると、いつの間にかアプリケーションのバックアップが大量になっていることもある。時には整理も含めてダウンロードしたアプリケーションを確認してみるのも良いだろう。

 

quicklook-ipa - Google Code

 http://code.google.com/p/quicklook-ipa/