既存のRailsアプリケーションに手軽にCMSを付ける「Comatose」
Webサイトの開発において何らかのスペシャルコンテンツや、定期的に入れ替えるコンテンツの差し込み機能が欲しいと言われることはよくある。そのために管理機能を追加するのは工数的に見合わず、ブログなどで情報配信してお茶を濁すなんてことはよくあるだろう。
キーワードやスラグが利用できる簡易CMS
だがそれではWebサイトの成功にはおぼつかないかもしれない。RailsアプリケーションにCMS機能を追加するならComatoseを使おう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはComatose、ごく小さなCMSプラグインだ。
Comatoseはプラグインとして提供されるソフトウェアで、専用のコンテンツ管理画面が提供される。そして作成したコンテンツは専用のパス以下で呼び出すことができる。もちろんカスタマイズ可能なので、既存のシステムにインラインで表示することもできるだろう。管理画面は認証ありにすることも簡単にできる。
リビジョン管理機能も
コンテンツは履歴管理されるので、同じファイル名でインライン表示に設定しておき、コンテンツを差し替えたら内容が自動的に変わるような使い方もできる。独自のスペシャルページはもとより、インラインでも使えれば柔軟にWebサイトのコンテンツを差し替えることができるはずだ。
Webサイトをシステマチックにすると、手作業の入る部分を放置してしまったりそのために機能追加するのを嫌がることがある。システムとは無関係なコンテンツを利用するならComatoseを使ってみよう。
darthapo’s comatose at master - GitHub