技術者の勉強会では懇親会や呑み会を催されることが多い。予め予算が決まっていれば良いが、適当に飲み食いして後から割り勘で支払うケースの方が良いのではないだろうか。伝票を見て、呑んだ頭で数円単位まできちんと割り切るのは非常に大変だ。

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幹事の料金計算にぴったり

 

そんな時に使えるのが割勘奉行だ。幹事をまかされたあなたにきっと役立つはずだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアは割勘奉行、割り勘の金額計算に特化したiPhone向けソフトウェアだ。

割勘奉行は料金と人数を入れるだけで一人当たりの金額を計算してくれる。もちろんこれだけならば計算機でもできるだろう。だが端数の扱いは割勘奉行が得意とするところだ。例えば100円単位の支払にしたければ、端数処理で100円を指定すれば良い。

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幹事モードオフ+端数切り捨て指定

 

そうすれば100円未満の金額は切り捨てて計算してくれる。その他、500円、1,000円を切り捨てに指定することもできる。幹事負担をオンにすると、各人の負担額が減り、端数は幹事が払うモードになる。

幹事モードがオフの場合、各人の負担額が若干増え、次(二次会)に回せる金額も表示されるようになる。途中で返ってしまった人の分はどうするか等幹事を悩ます問題は他にもあるが、それでも今まで面倒だった端数計算がごく手軽にできるようになるはずだ。

 

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