多彩なRailsプロジェクトを生成する「Beet」
Ruby on Railsで様々なプロジェクトを作っていると、徐々に常時必要なライブラリが見えてくるようになる。毎回手作業でインストールしても良いが、面倒なのは間違いない。場合によってはインストールを忘れてしまう可能性もある。
レシピとテンプレート
プロジェクトによって自在にベースを生成できるBeetを使えばそのような煩雑な作業とは縁がきれるはずだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBeet、プロジェクトのベースになるスケルトンを生成するツールだ。
Beetはレシピとテンプレートの二つを使ってRailsプロジェクトを生成する。テンプレートはFacebookアプリやGoogle App Engineといった特化したアプリケーションを構築する場合や、既に最適化された状態でアプリケーション開発をはじめることができる。
レシピやテンプレートを指定してプロジェクトを作成する
レシピではGitやjQuery、MySQL、バーチャルホストなど必要なものを機能ごとに指定して組み込むことが出来る。予め多数用意されているが、オリジナルで組み込むことも可能だ。Blue Print(CSSテンプレート)もレシピから簡単に導入できる。
Beetはそのまま使うのも良いが、フォークしてオリジナルのレシピやテンプレートを用意するのが面白そうだ。よく使うライブラリ、プラグインを指定しておけばプロジェクトのベースを作るのがごく手軽になるだろう。
Beet - Easy Project Generation