個人用に最適なWikiエンジン「Luminotes Desktop」 // MOONGIFT Archived

さて本日は土曜日、言わずと知れたWikiサタデーだ。一口にWikiエンジンとは言っても、その用途は様々だ。多人数でコラボレーションする、MediaWikiのような大型なものもあれば、特定多数で更新するのに向いたもの、少人数、さらには個人ユースに向いたものも存在する。

個人で使うのにぴったりなインストーラー付きWikiエンジン

個人ユースとして有名なのはTiddlyWikiがあるが、それに匹敵するWikiエンジンを紹介しよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLuminotes Desktop、Windowsインストーラー付きのLuminotesだ。

Luminotesについては以前にも紹介したことがあるが、さらに使い勝手よくWindowsで使えるインストーラー付きバージョンが登場した（といっても2008年11月だが）ので紹介したい。Luminotes DesktopはWindowsインストーラーに沿って進めるだけでLuminotesがセットアップされ、即使い始めることができる。

差分表示

左側に並ぶツールを使って文字装飾をしたり、リンクを付けることができる。内部リンクをクリックすれば、ページの下に新しいページが作られる。この動きはTiddlyWikiに似ている。そして添付ファイルを付けたり画像をアップロードすることができる。

コンテンツは履歴管理され、差分を見ることも可能だ。ページの右側にはページにある内部リンクがリストアップされ、リンクを追加することもできる。Ajaxを使った操作性はとてもよく、誰でもすぐに使いこなせるはずだ。

これまではPythonやPostgreSQLを用意する必要があったが、Luminotes Desktopであればインストールするだけで使い始められる。ローカルで操作するのでオフラインでの動作も問題ない。TiddlyWikiと並んでローカルでの利用をお勧めしたいWikiエンジンだ。