Mac OSXにはWindowsでいう休止状態に相当するハイバネーションという機能がある。メモリの内容をHDDに保存することによって休止した時の情報をそのままに電源を抜いても問題なくする機能だ。MacBookなどでバッテリー交換する際に便利な機能だ。

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クリック一つでハイバネーションを実行する

 

便利とは言え、停止と起動に時間がかかるので普段はあまり使わない。これまではターミナルからコマンドを打って強制的に有効にしていたのだが、これからはDeep Sleepを使おう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはDeep Sleep、即ハイバネーションを実行するウィジェットだ。

Deep Sleepの便利な点はウィジェットで提供されるところだ。Dashboardを呼び出して、Deep Sleepを実行するだけですぐに休止状態の処理を開始してくれる。普段の停止処理については変わらないので、一時的に停止したいという時に便利だ。

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設定画面

 

情報ページで普段のスリープモード、ウィジェットを利用した際にスリープモードを切り替えることができる。実行もDeep Sleepをクリックするだけのシンプルさだ。とにかく手軽に使えるので入れておけば便利に使えるはずだ。

Mac OSXはターミナルから様々な操作ができるのでDeep Sleepを使わずとも同様の操作を行うことはできる。だがコマンドを調べたりするのは手間だ。Deep Sleepを使って簡単に休止状態にできるようにしておくと何かと役立つはずだ。

 

Deep Sleep

 http://deepsleep.free.fr/