Webブラウザ上のプログラミングエディタBespinを再現する「Bespin on Rails」
BespinとはMozillaの開発するWebブラウザ上で動作するプログラミングエディタのことだ。他のユーザとコラボレートしたり、Firefoxに限らず他のブラウザからでも操作ができるようになるとしている。CGMやクラウドを語る上で欠かせない要素になるだろう。
Bespin風テキストエリアを設置しよう
そんなBespin風のプログラミングエディタをサイトに設置できるのがBespin on Railsだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBespin on Rails、Bespin風エディタを表示するRailsプラグインだ。
Bespin on Railsをインストールすると、専用のJavaScriptと専用のタグが使えるようになる。それをViewの中に埋め込めば、まるでBespinのようなテキストエリアが表示される。背景色は茶色で、ハイライト表示にも対応している。
各種言語向けにハイライト指定ができる
オプションでハイライトを行う言語を設定できたり、高さや幅を指定できる。各行には行番号が振られており、現在行を色を変えて表示すると言った指定も可能だ。Railsの機能と組み合わせれば、他のユーザとのコラボレートのような使い方もできそうだ。
表示の設定も簡単で、汎用性がある。開発者向けにはWSYIWYGエディタを使うよりも、Bespin on Railsの方が見やすいサイトにできそうだ。
provideal’s bespin-on-rails at master - GitHub