Webブラウザだけで動作するアプリケーションは、OSやブラウザを問わずに動作する(JavaScriptやHTML解釈の不具合もあるが)のが魅力だ。そのため最近ではローカルアプリケーションからWebアプリケーションへと移り変わる傾向がある。

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Remedie専用のプレーヤ

 

とは言え、起動の速度やOSの機能を活かしたアプリケーションはWebブラウザベースでは実現できない。どちらが良いというのではなく、ようは選択肢だ。そうであれば、選択肢は多い方が言えなくもないだろう。

今回紹介するフリーウェアはRemedie Player、Mac OSX向けのRemedieフロントエンドだ。ソースコードは公開されているがライセンスは明記されていなかったのでご注意いただきたい。

Remedie PlayerはRemedie Serverと連携するアプリケーションで、独自のブラウザビューを介して表示している。サーバ内蔵のタイプも配布されており、そちらを使えばサーバも自動で起動して単体で動作するようにもなる。

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動画ビューワー

 

機能はまだそれほど多くないが、フルスクリーン対応やApple Remoteでの操作が可能だ。Apple Remoteがあれば、メディアサーバとしてRemedie Serverを活用するのに便利になりそうだ。

Remedieだけで各種クライアントを開発するのはリソース的にも難しい所はあるだろう。だがこうして別な開発者の方が専用アプリケーションを開発してくれるというのもフリーソフトウェアならではの面白さと言えそうだ。

 

drikin’s Remedie-Player at master - GitHub

 http://github.com/drikin/Remedie-Player/tree/master