iGoogleのようなポータルサイトは作ってみたくないだろうか。社内では一般的にCMSやグループウェアが情報ポータルとして利用されることが多いが、パーソナライズはされていない。そのため、自分には無用だと思うと全く見なくなってしまう。

ピクチャ 34.png

iGoogle風のシステム

 

パーソナライズホームページならば自分で組み替えることができるので、便利だと思った情報を手軽に集積して管理できるようになる。オフィス向けならさらに特化した機能(全員に配布するような)も付けられるだろう。その基盤として使えそうなのがPicokだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはPicok、パーソナライズホームページシステムだ。

PicokではまさにiGoogleのような操作が可能になっている。小さなウィジェットはドラッグアンドドロップで移動できる。カラムは3列に限定されてしまっているようだが、設定の編集機能もありとても便利だ。インタフェースにはYUIを採用している。

ピクチャ 35.png

コンテンツ追加画面

 

タブは複数作成することが可能で、ウィジェットのタブ間移動もサポートされている。コンテンツは予め複数用意されており、クリックするだけで追加できるようになっている。何よりオープンソースなので自分でカスタマイズできる点が便利だ。

企業内での利用を見込んでおり、MySQL/SQL Server/IBM Lotus Notesをサポートするようになっている。次世代型のグループウェアになるかも知れないパーソナライズホームページ、自社にも導入してみたくはないだろうか。

 

Picok

 http://picok.org/