HTMLのムービーカタログを生成する「MovieJukebox」
ちょっと前までジュークボックスと言えば音楽を意味していた。だが最近では動画コンテンツも増え、映画のオンライン販売も行われるなど、動画を多数コレクションしている人も増えてきているようだ。となると欲しくなるのがコレクションを見栄えよく並べて、そこから選べるソフトウェアだ。
動画コレクションを作るのに便利なソフトウェア
動画は音楽のように数MBでは済まないので、Webフォームからアップロードとはいかないだろう。そこで使えるのがHTML生成型のコマンドラインアプリケーションだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMovieJukebox、Javaベースのジュークボックス生成ソフトウェアだ。
MovieJukeboxはコマンドラインで実行するアプリケーションで、動画のあるパスを指定すれば自動的に動画ファイルを検出し、静的なHTMLファイルを生成してくれる。動画の情報はmediainfoを使って解析されるので別途用意する必要がある。
動画詳細。違う動画の情報を拾ってきてしまうのが珠に傷。
動画はIMDbやTheMovieDB、TheTVDBといった動画情報サイトを使って情報を取得し、サムネイル画像も用意してくれる。が、あまりヒット率は高くなく、異なる映画のサムネイルを取得してしまうことが多いようだ。
生成されたHTMLファイルはアルファベットやカテゴリーを使ってフィルタリングを行える。動画は説明文やレーティング、公開年などを表示してくれるのでコレクションが華やかなものになるのではないだろうか。
静的なHTMLというのが大きな利点だ。後は動画があるファイルサーバやローカルコンピュータにMovieJukeboxを仕込めば良いだけだ。後はブラウザからクリックするだけで再生できる。ファイルサーバに溜め込んだ動画を並べてみたいと言った時にも使えるソフトウェアだ。
moviejukebox - Google Code