Webアプリケーションを使えるか使えないか、その境目にあるのが「ローカル環境との互換性があるバックアップが取れるかどうか」にあるのではないだろうか。Webアプリケーションは確かに便利だが、利用を止めたい時にデータの互換性がないととても不便な思いをするので、利用に踏み出せないケースは多い。

自動でGoogleドキュメントからダウンロードしてくれる

また、オンラインのデータは大抵一カ所にあるため、消失した時のリスクもある。それらを回避できるのがGDocBackupだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGDocBackup、Googleドキュメントのダウンロードソフトウェアだ。

GDocBackupはWindowsやLinux + monoで動作するソフトウェアで、GoogleのIDとパスワードを設定し、保存先のフォルダを指定したら全てのドキュメント、表計算、プレゼンテーションファイルをダウンロードしてくれるソフトウェアだ。ダウンロード時にはフォーマットを指定することもできる。

ダウンロード設定

ダウンロード形式はオフィスファイルと同じものなので、そのままMS OfficeやOpenOfficeで編集できる。これがあれば安心してオンラインにデータを預けておき、必要に応じて利用を停止することができるだろう。

機能自体はGoogleドキュメントのエクスポート機能を使っているので、日本語のファイルも特に問題なく利用できる。ファイルを選んだりする手間がない分、手軽に利用できる。Googleドキュメントを使っている方は念のためにもバックアップしておくといいだろう。

via Google Docs Backup Software [gHacks]

GDocBackup ‎(fhtino)‎

　http://gs.fhtino.it/gdocbackup

gdocbackup - Google Code
　http://code.google.com/p/gdocbackup/