自分の使っているサービスを表示する「melinks」
リンクには単純に外部リンクを表示する目的の他に、マイクロフォーマットを埋め込むことができる。その一例としてrel=“me"がある。これを定義すると、リンク先が自分のWebサイトもしくは外部サービスの自分のプロフィールページであることを意味することができる。他にもSEOで用いるnofollowが有名だろう。
ソーシャルグラフを作るためのライブラリ
そんなmeを使えば、GoogleのSocial GraphのようにWebサービスを通じてアイデンティティを表示したり、他のユーザと連携できるようになる。そのためのライブラリがmelinksだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはmelinks、meリンク作成ライブラリだ。
melinksはごくシンプルなライブラリで、Webサービスと自分のアカウント名とを列挙していくだけでrel=“me"を埋め込んだリンクを作成してくれる。各Webサービスはアイコンで表示されるので、ブログのサイドバーなどにマッチするはずだ。
GoogleのSocial Graphで表示されるようにもなる
対応しているサービスは30種類にもなり、有名なものとしてはTwitter、StackOverflow、Plurk、Plaxo、OpenStreetMap、Ohloh、LiveJournal、LinkedIn、libre.fm、Launchpad、Jaiku、Identi.ca、github、FriendFeed、Freshmeat、Flickr、Facebook、DjangoPeopleなどが対応している。
こうしたサービスを列挙しておけば、Googleがクローリングした際に自動的にソーシャルグラフを生成してくれるようになる。ライフストリーミングブログのようにデータを取得することはないが、便利なライブラリと言えそうだ。
melinks
http://www.ohloh.net/p/melinks
Python: module melinks